大阪市に工房をもつ冨貴工房(ふうきこうぼう)が作る茜染めの生地を使った、一枚一枚手染めされた優しいシリーズ。
茜(あかね)は赤い根のこと。
「そこから生まれる茜色は私たちが胎内で見ていた色といわれ、深い安心感をもたらしてくれます。茜は漢方薬としても使われるほど、薬用効果の高い植物で、保温作用もあり、浄血や造血など血液にまつわる薬効があることから、古来より女性に有効な植物として重宝されてきました。」(冨貴工房)
シンプルに全面を染めたもの、染めの手法で柄が表現されていたり、生地から赤へ変わるグラデーションを楽しめるものがあったりと同じ染め生地でも個性が溢れます。
もともとの生地の形を活かした長方形になっており、大きめのお野菜や、一度に沢山のおにぎりを包むのにも便利な形です。
3つの方法で染めた生地は手作りのため、色合いも、模様も、サイズもそれぞれ。
その時に会った1つが大切な出会いとなるように心を込めて作りました。